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直近1週間の感染者3人に1人は子供や青少年

直近1週間の感染者3人に1人は子供や青少年

Posted February. 23, 2022 08:21,   

Updated February. 23, 2022 08:21

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小中高校の始業が差し迫っている中、この1週間、新型コロナウイルス感染症に感染した人の3人に1人は、子どもと青少年であることが分かった。特に10歳未満の感染率が高かった。

疾病管理庁が22日に発表したところによると、16日から22日にかけての新規感染者のうち、19歳以下は28.9%だった。年代別人口比の1日の平均新規感染者は、10歳未満で最も多かった。0〜9歳の10万人当たりの1日の平均感染者は、365.7人と集計された。防疫当局や専門家らは、子供や青少年はワクチンの接種率が低く、感染に弱いと見ている。11歳以下はワクチン接種の対象ではない。12〜19歳も、2回目の接種率が22日現在71.1%にとどまっている。嘉泉(カチョン)大学医学部予防医学科のチョン・ジェフン教授は、「今は冬休みの期間ではあるが、すでに地域社会で流行が広がっているため、子どもたちも影響を受けている」とし、「接種率が他の年代に比べて低く、流行が拡大している」と語った。

防疫当局は、来週の始業とあいまって、学校内での伝播や、子供と青少年の間での流行がほかの年代へと広がる可能性があると見ている。中央事故収拾本部の孫映萊(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は、「子どもと青少年の感染も問題だが、彼らを通じて家族間で感染が広がり、特に高齢層や未接種家族が感染することが懸念される」と述べた。


イ・ジユン記者 asap@donga.com