Go to contents

女子フィギュア・ロシア勢3人が表彰台独占、北京五輪もメダル席巻か

女子フィギュア・ロシア勢3人が表彰台独占、北京五輪もメダル席巻か

Posted January. 18, 2022 08:29,   

Updated January. 18, 2022 08:29

한국어

女子フィギュアのロシア勢3人の独走を阻止できるだろうか。

16日、エストニア・タリンで行われた2022国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケート欧州選手権女子シングルで、ロシア勢3人が並んで表彰台に上がった。1位は合計259.06点を獲得したカミラ・ワリエワ(16)で、アンナ・シェルバコワ(18)が2位、アレクサンドラ・トゥルソワ(18)が3位に入った。

ロシアのフィギュア3人組の勢いが恐ろしい。今季のISU大会で表彰台を独占してきた。★シーズン最高記録も彼女たちのものだ。ワリエワ(272.71点=ロステレコムカップ)、シェルバコワ(237.42点)、トゥルソワ(234.36点=以上欧州選手権)が1位から3位までを独占した。6位までが全員ロシア勢で、7位に坂本花織(22・日本)が辛うじて名を連ねた。特に、ワリエワの得点は男子シングル選手では8位に当たるほど圧倒的だ。ロシア勢3人が試合で1、2度のミスをしても順位は変わらないこともある。

海外メディアは、北京冬季五輪で「ロシア勢3人」が授賞台を席巻するだろう、との見方を伝えている。米国代表として五輪に出場するカレン・チェン(23)は、「ロシア勢3人の技術的要素は本当に驚くべきものだ。これほど多くの4回転とトリプルアクセル(3回転半)を跳べるなんて凄い」と話した。海外メディアは、「女子シングルでロシア勢以外の選手が表彰台に立つ方法はロシア選手の一人がけがをすること」と報じるほどだ。

偶然にもロシア勢3人ともモスクワの「サンボ70スケーティングクラブ」でエテリ・トゥトベリーゼ・コーチ(48)の指導を受けている。トゥトベリーゼ氏は2018年平昌(ピョンチャン)五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(20)と銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(23)を育て上げた。ABCニュースは「トゥトベリーゼ氏は選手たちの長所を最大限に引き出す能力に優れている」と評価した。ここにジャンプが弱かったワリエワが「ジャンプ妖精」トゥルソワの4回転ジャンプをそばで見ながら刺激され、今や世界最高のジャンプ選手になった点も注目に値する。

もちろん、北京授賞台に誰が立つかはまだ分からない。米国代表のアリサ・リュウ(17)は、「まだ五輪は始まってもいない。しかし(ロシア勢3人のため)どうすればいいかよく分からない」と言い、ロシア勢3人の独走を警戒した。


金東昱 creating@donga.com