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豪州プロ野球で史上初の女性投手がデビュー、1回無失点

豪州プロ野球で史上初の女性投手がデビュー、1回無失点

Posted January. 10, 2022 08:28,   

Updated January. 10, 2022 08:28

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豪州プロ野球(ABL)史上初めて女子選手がマウンドに立ってボールを投げた。

ジェネビーブ・ビーコム(17=メルボルン・エイシズ)は8日、オーストラリア・メルボルンで行われたアデレードとのイベントで、0-4でリードされた6回に登板し、1イニング無安打1四球無失点の好投を見せた。ABLは新型コロナウイルス感染症の影響で2021~2022シーズンの開催を断念する代わりに、最近イベント的に試合を行っている。

この日、1-7で敗れたメルボルンのピーター・モイラン監督は、「われわれはビーコムをイベント的に獲得したわけではない。ビーコムはうちの球団のエースになれる投手だ」と称賛した。ビーコムは、「誰かが女子性選手にやりたくない『ソフトボールをやりなさい』と強要しても動じないでほしい。あなたが切実に望み、努力すれば必ず成功できる」と強調した。

ビーコムは2日、メルボルンと2022-2023シーズンに育成選手契約を結んだ。ビーコムは2020年にもABL下位リーグであるVSBLの2019-2020シーズンにシニアリーグでロイヤルズチーム所属でプレーした。同リーグに出場した女性選手もビーコムが唯一だ。ビーコムは2018年に16歳以下オーストラリア野球リーグに合流した初の女性選手でもある。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com