2022北京冬季五輪の開会に先立って、中国全域を歩き回らなければならない聖火が、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、大きく縮小した。
昨年10月20日に中国北京に到着した五輪聖火は4日現在、北京五輪タワーに保管されている。来月2日から3日間、1200人のランナーが競技が行われる北京の中心部から郊外の延慶区と河北省張家口市だけを回る。往復で計算しても約300キロ。2008年の北京夏季五輪では、ランナー2万1880人が世界5大陸の19の都市を含めて13万7000キロを走った。
最近の五輪と比べてもリレーの規模が大きく縮小された。東京夏季五輪の聖火は、昨年3月25日に福島をスタートし、121日間、1万人のランナーと共に日本列島2000キロを回って東京に戻ってきた。2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪は、2017年11月1日から101日間、7500人のランナーが17の市・道と江原道(カンウォンド)の全市郡を回り、2018キロを走った。
カン・ドンウン記者 leper@donga.com