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競技場乱入し泣きそうになって子供にユニホームをプレゼント、カラバオカップで孫興民がサンタクロースに

競技場乱入し泣きそうになって子供にユニホームをプレゼント、カラバオカップで孫興民がサンタクロースに

Posted December. 24, 2021 09:03,   

Updated December. 24, 2021 09:03

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クリスマスを控え、孫興民(29、トッテナム)が競技場に乱入した子供ファンにユニホームをプレゼントし、「サンタクロース」に乗り出した。現地では孫興民を「ソンタクロース(孫興民+サンタクロース)」と呼んでいる。

孫興民は23日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた今季イングランド・フットボール・リーグカップ(EFL)「カラバオカップ」準々決勝でウェストハムをホームに迎えて後半15分に途中出場し、30分間プレーした。トッテナムは同日、1ゴール1アシストをあげたステフェン・ベルフワイン(24)の活躍でウェストハムを2-1で下し、2年連続で同大会4強進出に成功した。トッテナムはチェルシーと決勝進出をかけて来年1月5日と12日に2試合を行う。チェルシーに勝てばアーセナル対リバプールの準決勝勝者と優勝を争うことになる。トッテナムは昨季に同大会決勝に進出したものの、マンチェスター・シティに敗れて準優勝に止まった。

同日、孫興民はゴールは奪えなかったものの、より大きな注目を集めた。試合終了後、孫興民はチームメイトのハリー・ケインやウェストハムのデクラン・ライスらと笑いながら会話をしていた。この時、一人の子どもファンが競技場の中に入り、孫興民に向かって走り出した。警備員がファンを追いかけると、子どもは泣き出した。これを見た孫興民が駆け寄って笑顔で頭をなでては自分のユニホームを脱いで渡した。

孫興民はホーム試合が終わった後、子供ファンにユニフォームをプレゼントすることで有名だ。これに先立ち、孫興民は5日のノリッジ・シティ戦でも試合後にも、子どもファンにユニフォームを渡してホームサポーターから拍手を受けたことがある。ただ、孫興民の善行とは別に、同日忘れられないプレゼントをもらった子どものファンは処罰が避けられない。グラウンドに乱入した場合、出入り停止などの懲戒が下されるからだ。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com