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スノーボードのイ・サンホ、銀メダル獲得で世界ランキング1位に

スノーボードのイ・サンホ、銀メダル獲得で世界ランキング1位に

Posted December. 20, 2021 08:50,   

Updated December. 20, 2021 08:50

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韓国スキー史上初の五輪メダルを獲得した「白菜ボーイ」イ・サンホ(26・ハイワン)が、2022北京冬季五輪を控えて右肩上がりの勢いを見せている。

イ・サンホは19日、イタリア・コルティナダンペッツォで開催されたスノーボードのワールドカップ(W杯)、アルペン男子パラレル大回転決勝でダリオ・カビエツェル(スイス)に敗れて銀メダルを獲得した。今季開幕戦でパラレル大回転で金メダルと、パラレル回転で銀メダルを取ったイ・サンホはシーズン3つ目のメダルを獲得し、ランキングポイント300点としシーズン総合1位につけた。2位のシュテファン・バウマイスター(ドイツ=210点)を大きくリードしている。

66人が出場した予選を3位で突破したイ・サンホは、16人が争う決勝トーナメントでアビド・アネル(オーストリア)を4.92秒差で制して準々決勝に進出した。準々決勝ではダニエル・バゴチャ(イタリア)を0.33秒差で引き離し、準決勝では相手選手のティム・マストナク(スロベニア)が完走に失敗して決勝進出を決めた。決勝ではカビエツェルと接戦を繰り広げたが、0.06秒遅れてゴールした。

イ・サンホは、「準決勝の序盤に倒れてびくりとしたが早く回復し、相手選手のミスのおかげで簡単に勝つことができた、決勝では勝ったと思ったのに、凄く悔しい」と語った。2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスノーボード・アルパイン・パラレル大回転で銀メダルを獲得し、韓国スキー史上初の五輪メダリストになったイ・サンホは、来年2月の北京五輪で2大会連続のメダル獲得に期待を膨らませている。


李憲宰 uni@donga.com