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大量感染説のトッテナム、練習場に孫興民は現れず

大量感染説のトッテナム、練習場に孫興民は現れず

Posted December. 10, 2021 08:12,   

Updated December. 10, 2021 08:12

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孫興民(ソン・フンミン=29、トッテナム・ホットスパー)の姿はなかった。

イングランド・プレミアリーグ(EPL)のトッテナムは8日、トップチーム選手の練習映像を公開した。ハリー・ケインはじめ16人のトップチーム選手たちが練習場に現れ、ウォームアップをした。しかし、新型コロナウイルス感染説が流れている孫興民はじめ、ルーカス・モウラ、ベン・デイビス、エメルソン・ロイヤルなどは練習に参加しなかった。「孫興民がコロナに感染した」という一部英メディアの報道が説得力を得ている。

7日、スカイスポーツなど地元メディアによると、トップチーム選手6、7人とスタッフ2人がコロナ検査の結果、陽性反応を示した。翌日8日、トッテナムのアントニオ・コンテ監督は「選手8人とスタッフ5人の計13人が陽性判定を受けた」と明らかにした。クラブ側は、どの選手が陽性判定を受けたのかは公開しなかった。コンテ監督は、「陽性判定を受ける選手が毎日増えている。みんなが恐れている。選手たちとスタッフは家族がいる。明日はまた誰が陽性判定を受けるか心配だ」と吐露した。

結局、トッテナムは9日、公式声明を発表し「10日にロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われる予定だったヨーロッパ・カンファレンスリーグG組スタッド・レンヌ(フランス)とのグループリーグ最終戦を延期する」と発表した。UEFAは、「試合に出場できる選手が13人未満か、GK全員が出場が難しい場合は試合を延期することができる」と定めている。

トッテナムは「UEFAと今後の日程について協議を進めている」とし「イギリス公衆保健局と話し合い、訓練センターと1軍選手区域の閉鎖勧告を受けた」と述べた。相手チームのスタッド・レンヌは「UEFAとトッテナムで一方的に演技を通報された」とし「正確にトッテナムで何人の選手が試合に出られないかについて何も分からない」と反発した。

トッテナムは12日にブライトン、17日にはレスターシティとEPL試合が予定されている。これらの試合も延期される可能性が高い。現地メディアは「最近3連勝を記録中のトッテナムの上昇ムードが挫ける可能性が高い。ここに選手らのコンディションがまともに戻ってくるかも疑問だ」と分析した。


金東昱 creating@donga.com