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孫鶴圭氏が大統領選出馬を宣言、4度目の挑戦

孫鶴圭氏が大統領選出馬を宣言、4度目の挑戦

Posted November. 30, 2021 08:38,   

Updated November. 30, 2021 08:38

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孫鶴圭(ソン・ハクキュ)元「正しい未来党」代表(74・写真)が29日、「無限権力の帝王的大統領制を廃止する大統領になる」とし、大統領選への出馬を宣言した。今回で大統領選への4度目の挑戦となる孫氏は、「出馬に向けられるあらゆる非難と嘲弄を受け止めて進む」とも述べた。

孫氏は同日、ソウル汝矣島(ヨウィド)にあるカフェで出馬宣言式を開き、「改憲で87年体制を清算し、第7共和国を開く」とし、「大統領制を廃止し、議会中心の連合政治という新しい道を開く」と明らかにした。孫氏は、「大統領選の候補たちは、国を率いるビジョンが見えないまま、相手をけなして嘲弄するネガティブキャンペーンに明け暮れている」と出馬理由を明らかにした。そして、「私は金も組織も華やかな公約もない」とし、「大統領選に当選する可能性は小さいだろうが、当選するかしないかは天の意志であるので、政治体制改編について話さなければならない」と強調した。

 

孫氏は東亜(トンア)日報の取材に対して、「韓国は大統領が権力を握り、すべての人事を大統領府がするので、長官はかかしだ」とし、「大統領制を廃止するか、少なくとも大統領は軍事・安保など外政を務め、内政は首相が担う方向で権限を分散させなければならない」と話した。また、「議院内閣制やドイツ式の首相民主主義を好むが、これは議論が必要だ」との考えを示した。


張寬錫 jks@donga.com