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青少年防疫パスを検討、生徒・保護者から懸念の声

青少年防疫パスを検討、生徒・保護者から懸念の声

Posted November. 29, 2021 08:12,   

Updated November. 29, 2021 08:12

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防疫強化のため、青少年に「防疫パス」の導入が有力になると、児童・生徒と保護者の間では事実上、「接種の義務付け」と懸念する声も出ている。

28日、東亜(トンア)日報の取材によると、教育部は最近、防疫当局に対し、新型コロナワクチンの接種を行っていない青少年の100人以上の行事や、カラオケボックスへの出入りなどを制限する防疫パス強化の意見を伝えた。教育部は特に、カラオケボックスの場合、児童生徒たちが期末試験が終ったり、冬休みによく行く所なので、防疫強化は絶対必要だという見解を明らかにしたという。

青少年防疫パスの適用対象と方法は、29日に発表される予定だ。これを機に教育部は、小児・青少年のワクチン接種を積極的にPRする方針だ。これまで「ワクチン接種は、自主的決定事項だ」と強調してきたのとは態度が一変した。最大の理由は、段階的な日常回復や全面登校以降、児童生徒の感染者が増えていることだ。特に高校の場合、接種率の高い高校3年生とまだ低調な1、2年生の間で、感染者の発生率が大きな差を見せている。このため、政府はワクチン接種を急いで拡大すべきだという方針だ。

しかし、青少年防疫パスの適用検討に、保護者の懸念も依然変わっていない。依然として「子どもにワクチンを打ってもいいのか分からない」という反応が出ている。仁川(インチョン)のとある女子児童の保護者は、「私も2回目の接種の時、熱が出て生理周期が変わって苦労した」とし、「初経を始める子供にワクチンを接種させるのが怖い」と話した。


崔예나 yena@donga.com