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20ヵ月ぶりに再開された米・欧州間の空の道「コロナ離散家族が再会」

20ヵ月ぶりに再開された米・欧州間の空の道「コロナ離散家族が再会」

Posted November. 10, 2021 08:08,   

Updated November. 10, 2021 08:08

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8日、米ニューヨークのJFK国際空港。空港に来たアイシャ・マシューさんは、英ロンドンから到着した母親に会うやいなや涙を流した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、米国と欧州間の空の道が閉ざされ、英国で足止め状態だった母親は、米国が同日からワクチン接種者に限って入国制限を解除したことで、娘と孫に会うことができた。空港ではある男の子が「背が高くなったでしょう」と書かれた紙を持って、英国発の飛行機を待った。叔母さんに730日ぶりに会う日だった。

ロイター通信やAP通信、米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、同日、米全国の空港では再会を喜ぶ姿が見られた。

昨年3月から、米国はシェンゲン協定に加盟した欧州26ヵ国と英国、アイルランド、中国、インド、イラン、南アフリカ共和国、ブラジルの計33ヵ国に対して、過去14日以内にこれらの国に訪問したことがある外国人の入国を制限してきた。事実上、これらの国の国民の米国行き飛行機の搭乗を阻止してきたのだ。韓国はこれまで、新型コロナウイルスの感染状況がこれらの国よりましだったため入国対象の制限ではなかった。

米国は8日から、出発国家に関係なくワクチン接種を完了して新型コロナウイルス陰性の確認書を提出すれば、飛行機で米国を訪問できるようにした。カナダとメキシコからの陸路での入国制限も同日に解除され、米国に入国しようとする車両で込み合った。