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Kオンが中国のバッテリー第4工場新設に3兆ウォン投資

Kオンが中国のバッテリー第4工場新設に3兆ウォン投資

Posted November. 05, 2021 08:40,   

Updated November. 05, 2021 08:40

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SKイノベーションのバッテリー子会社であるSKオンが、中国にバッテリー工場を新たに建設するため、3兆ウォンを投資する。

4日、海外メディアやバッテリー業界などによると、SKオンは、中国江蘇省延城市とバッテリーの第4工場新設に向けた投資協約を交わした。総投資規模は25億3000万ドル(約3兆ウォン)だ。SKイノベーションは9月、中国第4工場の新設のための登録資本金として10億6000万ドル(約1兆2000億ウォン)を出資すると公示している。

新たに建設する工場は年間10GWh(ギガワット時)以上で、SKオンが中国に保有している工場の中で最大規模になる見通しだ。これは、電気自動車15万台に搭載できる規模だ。他の企業との合弁ではなく、SKオンが独自で運営する計画だという。SKオンは現在、中国長州(7GWh)、燕城(10GWh)、恵州(10GWh)などに電気自動車バッテリー工場を中国の自動車、バッテリー企業と合弁で運営している。

SKオンは、バッテリー事業の専門性を高めるため、先月1日、親会社のSKイノベーションから分離して設立された。韓国をはじめ、米国や中国、ハンガリーなどにバッテリー生産拠点を置いている。これに先立って9月、フォードと合弁法人(JV)を立ち上げ、2027年までに89億ドル(約10兆5000億ウォン)を投資し、129GWh規模の生産施設を整えるなど、2030年までに500GWh以上の生産力を備えるという計画だ。

一方、SKオンは、韓国電気研究院(KERI)とリチウムイオンバッテリーの安全性を最大化する技術や標準を作るため、手を組んだ。双方はバッテリー火災の発生条件を見つけるため、新しい評価方法を開発するなどの協力に乗り出す。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com