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銀行の貸出金利が1ヵ月半で0.5%上昇、年5%台を目前

銀行の貸出金利が1ヵ月半で0.5%上昇、年5%台を目前

Posted October. 18, 2021 09:53,   

Updated October. 18, 2021 09:53

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都市銀行の貸出金利が1ヵ月半で0.5%ポイント近く上がり、年5%台への進入を目前に控えている。11月にさらなる基準金利引き上げが予想され、融資者の利息負担はさらに大きくなる見通しだ。

金融界によると、KB国民(クンミン)、新韓(シンハン)、ハナ、ウリの4大都市銀行の住宅ローンの変動金利は18日から年3.031~4.67%に上昇する。8月末に比べ0.411~0.48%上昇したのだ。住宅ローン混合型(固定型)金利も同期間、年2.92~4.42%から3.14~4.95%に調整される。最高金利が1ヵ月半で0.53%ポイント上がり、年5%に迫っている。

こうした上昇は、基準金利の引き上げなどの影響で市場金利が上昇している上、金融当局の規制圧迫により各銀行が優遇金利を減らし、加算金利を上げるなどして、融資の敷居を高めているためだ。住宅ローン変動金利の基準となる新規取扱高基準のコフィックス(COFIX)は、9月は1.16%で、1ヵ月前より0.14%ポイント上昇した。3年10ヵ月ぶりの最大の上げ幅となる。

韓国銀行(韓銀)は来月、基準金利を現在の0.75%から1%へと引き上げるものと見られ、貸出金利の上昇の勢いはさらに早まる見通しだ。これに先立って、韓銀は基準金利が1%まで上昇すれば、家計の年間利息負担は5兆8000億ウォン増えると試算した。


朴熙昌 ramblas@donga.com