フランスが欧州ネイションズリーグを制した。
フランスは11日、イタリア・ミラノで行われた欧州ネーションズリーグ決勝スペイン戦で1ゴール1アシストを記録したキリアン・ムバッペの活躍で2-1の逆転勝ちを収めた。2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)で優勝したフランスは、2019年ネイションズリーグ初代王者になったポルトガルに続き2代目の王者になった。優勝賞金は1200万ドル(約144億7000万ウォン)。
支配率は50対50と対等だった両チームは、シュート数(フランス7本、スペイン8本)と枠内シュート数(フランス5本、スペイン4本)でも互角だった。
スペインが先制した。後半19分、ミケル・オヤルサバルがDFに競り合いを制して先制ゴールを決めた。スペインの喜びは長く続かなかった。2分後、ムバッペのパスを受けたカリム・ベンゼマがペナルティーエリア左で蹴ったシュートがGKの手に触れてはゴールに入った。後半35分にはムバッペが逆転決勝ゴールを決めた。オフサイドとの指摘があったが、ビデオ判定(VAR)の結果、ゴールと認められた。MVPに選ばれたベンゼマは、「簡単ではない試合だったが、絶対諦めずにプレーした。粘り強く戦った末にゴールを奪うことができたし幸運も味方した」と話した。3位決定戦ではイタリアがベルギーを2-1で下した。
金東昱 creating@donga.com