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最下位ハンファには今季最高の一番打者がいる

最下位ハンファには今季最高の一番打者がいる

Posted October. 06, 2021 08:34,   

Updated October. 06, 2021 08:34

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KBOリ-グのハンファ・イーグルスは今季に球団初の外国人指揮官(スベロ監督)を選任し、変化を唱えた。しかし、4日現在、リーグ5位とは13.5ゲーム差の最下位で、事実上ポストシーズン進出は容易ではない。にもかかわらず、注目すべき成果がある。「一番打者」チョン・ウンウォン(21)の発見だ。

チョン・ウンウォンは昨季、チ-ムから放出されたベテラン李容圭(イ・ヨンギュ=36、現キウム)の代わりに先頭打者を務めている。プロ野球の公式統計会社スポ-ツ・トゥ・アイの打数別最多出場選手情報によると、チョン・ウンウォンは今季に先発一番打者として最多となる121回も名を連ねた。10球団の打者の中で最も「定着」していた。先発ラインアップを頻繁に変えるタイプのスベロ監督体制下でも、リ-ドオフとして信頼されている。

効果は満点だ。4日現在、チョン・ウンウォンは四球1位(97個)、出塁率6位(0.409)などをマ-クし、チ-ム打線の突破口として活躍している。この他にも、打率(.283厘)、盗塁(19本)、長打率(.387)などでもキャリアハイを記録している。

とくに97四球を記録し、2001年LGのリュ・ジヒョン(現LG監督)が打ち立てた一番打者最多四球記録(96個)を塗り替えた。一番打者では初の100四球突破にも注目が集まる。これまでKBOリ-グでは、100四球が16回あったが、李承燁(イ・スンヨプ)、 梁埈赫(ヤン・ジュンヒョク)ら中心打者が主に記録した。スベロ監督から「全チ-ムが夢見る一番打者」と絶賛されたチョン・ウンウォンのシ-ズン最終記録が注目される理由だ。


姜泓求 windup@donga.com