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BTS「ウェルカム・トゥ崇禮門」 国際慈善コンサートを開始

BTS「ウェルカム・トゥ崇禮門」 国際慈善コンサートを開始

Posted September. 27, 2021 08:21,   

Updated September. 27, 2021 08:21

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防弾少年団(BTS)が26日、国際慈善コンサート「グローバル・シチズン・ライブ」のスタートを切った。グローバルシチズンライブとは、国際慈善団体「グローバルシチズン」が新型コロナワクチンの公平な分配、気候変動、貧困問題など世界的危機を共に克服しようという趣旨で開催した大規模な慈善コンサート。24時間、ユーチューブで生中継された同コンサートは、米ニューヨークやフランス・パリ、英ロンドン、ナイジェリア・ラゴス、ブラジル・リオデジャネイロなど、主要都市でトップレベルのミュージシャンらが大勢参加した。

「ウェルカム・トゥ・ソウル、コリア」という掛け声で登場したBTSは、ソウル中区崇礼門(チュング・スンレムン)の夜間景観を背景に設置された舞台で事前収録した「パーミッション・トゥ・ダンス」公演を披露した。華やかなスポットライトが照らされる崇礼門と韓国の伝統文様が描かれた舞台は、BTSの公演と調和し注目を集めた。曲の後半には40人のダンサーが舞台に登場し、BTSと一緒に「楽しい」「踊る」「平和」を意味する国際的手話を披露した。BTSは、崇礼門前通りを歩き回りながら披露した「バター」公演も準備した。崇礼門とソウルの夜景が目立つこの舞台は、英BBCを通じて別途公開された。

6万人あまりの観客が参加したニューヨークのセントラルパーク公演では、ジェニファー・ロペス、ビリー・アイリッシュ、コールドプレイなどが披露された。この日コールドプレイは、BTSとコラボして24日発表した新曲「My Universe」のステージを行った。BTSは、この曲の韓国語歌唱はもちろん、作詞、作曲に参加した。BTSは、舞台裏のスクリーンにホログラムで登場し、コールドプレイと一緒に時空間を超えた舞台を作った。ボーカルのクリス・マーティンは、新曲の韓国語歌詞を自らこなした。15年ぶりに再結合したヒップホップグループ「フージーズ」も、舞台を披露した。ニューヨーク公演のフィナーレは、伝説的なフォークデュオ「サイモン・アンド・ガーファンクル」のポール・サイモンが飾った。

パリでも2万人余りの観客が集まった中でコンサートが行われた。エルトン・ジョンとエド・シーラン、ブラック・アイド・ピーズらがエッフェル塔を取り囲んでいるシャン・ド・マルス広場で公演を披露した。

2008年、全世界の貧困撲滅を目標に設立されたグローバルシチズンは、5月、ジェニファー・ロペスらのポップスターが出演し、ワクチン共有を促す慈善公演「バックスライブ」(Vax Live)を行った。昨年4月にはローリング・ストーンズ、ビリー・アイリッシュなどの世界的スターが、自宅で部屋着姿で参加した新型コロナ克服のためのオンライン合同コンサート「無観客コンサート」を開催した。


イ・ギウク記者 71wook@donga.com