クリスティアーノ・ロナウド(36=マンチェスター・ユナイテッド)が、自分のシュートが強いことを「ミス」を通じて証明した。
ロナウドは15日、スイス・ベルンで行われた2021~2022シーズン欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループステージF組第1節ヤングボーイズ(スイス)戦に先発出場した。
試合開始前にウォムアップをしていたロナウドは、ゴールポストに向けてシュート練習をした。この時、シュートしたボールがゴールポストを外れて観客席近くにいた女性警備員に向かって飛んだ。ボールに当たった警備員はそのまま倒れた。救急要員たちが駆けつけたが、ロナウドも慌てた表情で警備員が倒れたところに駆け寄ってしばらく様子を見守った。進行要員が大丈夫であることを確認した後、ロナウドは再び調整を行い、ピッチに戻った。試合終了後、警備員に自身のユニホームをプレゼントし、お詫びの気持ちを伝えた。
同日、ロナウドは前半13分、ブルーノ・フェルナンデスのパスを受け、ノンストップシュートでゴールネットを揺らした。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)のユニホームを着て、12年132日ぶりに決めた欧州CLゴールだ。この試合はロナウドにとって欧州CL177試合目の出場で、イケル・カシージャス(引退・スペイン)の同大会最多出場記録に並んだ。マンUはロナウドが活躍した2007~2008シーズンに欧州CL優勝を果たしたが、ロナウドが2009年7月にチームを退団してレアル・マドリード(スペイン)に移籍してからは優勝がない。
マンUは前半35分にアーロン・ワンビサカが退場処分を受けて危機を迎えた。結局、後半21分にはニコラス・ムミ・エンガマルが、後半50分にはセオソン・ジョーダン・スィバチェウに連続ゴールを許し、1-2の逆転負けを喫した。
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はスペイン・バルセロナで行われた欧州CLのE組第1節で、ロベルト・レヴァンドフスキの2得点に支えられて、リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)が退団したFCバルセロナ(スペイン)に3-0の完勝を挙げた。
金東昱 creating@donga.com