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都心の山で絶滅危惧のセホリギの巣発見

Posted August. 25, 2021 08:28,   

Updated August. 25, 2021 08:28

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2級絶滅危惧種の野生動物「セホリギ」(写真)がソウル麻浦区(マポグ)のソンミ山で発見された。麻浦区庁の関係者は24日、「今月初め、ある住民の情報提供で確認した結果、ソンミ山の中腹でセホリギ1組が子どもの面倒を見ている姿を捉えた」と話した。

セホリギは、体長が約35センチの夏の渡り鳥で、ハヤブサ科の猛禽類に分類される。「小鳥を惑わせて食う」という意味から名付けられた。主に農耕地や都心の森に棲息し、山林毀損で巣が消失して繁殖が困難になり、1998年に絶滅危機動物に指定された。麻浦区のユ・ドンギュン区長は、「かつて薪の伐採で荒廃したソンミ山が緑化事業を通じて鬱蒼とした森に戻り、鳥が巣を作るようになった

模様だ」と説明した。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com