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三星が半導体や次世代通信などに240兆ウォンを投資へ、4万人を新規採用

三星が半導体や次世代通信などに240兆ウォンを投資へ、4万人を新規採用

Posted August. 25, 2021 08:29,   

Updated August. 25, 2021 08:29

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三星(サムスン)が半導体、バイオ、次世代通信など未来戦略産業の主導権確保のため、2023年まで計240兆ウォンを投資する。このうち、180兆ウォンを韓国内に投資し、3年間で4万人あまりを直接雇うことにした。主要企業各社が廃止の手順を踏んでいる定期公開採用方式も、採用市場の安定性や予測可能性を高めるために維持することにした。

24日、三星はこのような内容を盛り込んだ「過去最大規模の投資および雇用計画案」を発表した。三星は投資決定の背景について、「コロナ禍以降予想される産業、国際秩序、社会構造の大きな変化に備えるためだ」とし、「韓国経済の未来のために大規模な投資と未来世代のための雇用機会の創出など、企業の役割を果たすために決定した」と説明した。

主要投資分野は、半導体やバイオ、次世代通信、新成長情報技術(IT)などであり、システム半導体やバイオ医薬品の委託開発生産(CDMO)分野で世界トップにつき、第6世代(6G)モバイル通信、人工知能(AI)、ロボットなどで技術の主導権を確保するのが目標だ。

同日の発表は、三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が13日、仮釈放出所してから11日ぶりに出た。李副会長は出所直後、自宅ではなくソウル瑞草区(ソチョグ)の三星電子瑞草(ソチョ)社屋の執務室を訪れ、主要経営陣に会い、直ちに経営に復帰した。その後、三星電子や主要系列会社の経営陣と未来投資計画を立てたという。

財界では、「トップ不在」という悪材料を振り払った三星電子が投資、雇用、中小・中堅企業の研究開発(R&D)支援拡大に本格的に乗り出し、経済に活力を吹き込むだろうという期待が高まっている。同日、三星電子は、3年間直接雇用する4万人とは別に、国内大規模の投資による雇用創出効果は56万人に上るだろうと明らかにした。


徐東一 dong@donga.com · 林賢錫 lhs@donga.com