Go to contents

黄橋益氏の辞退を導いた李海瓚元代表、与党への影響力確認

黄橋益氏の辞退を導いた李海瓚元代表、与党への影響力確認

Posted August. 21, 2021 08:22,   

Updated August. 21, 2021 08:22

한국어

与党「共に民主党」の党内選挙局面を一触即発の状況にまで熱くさせた「黄橋益(ファン・ギョイク)事態」が、李海瓚(イ・ヘチャン)元代表(写真)の介入を機に整理され、「影の実力者」としての李前代表の影響力があらわれたという分析が出ている。

京畿(キョンギ)観光公社社長に内定した味コラムニストの黄氏は20日、自身のフェイスブックに、「京畿観光公社社長候補を辞退する」とし、「見返り人事」論議から1週間で辞退の意向を明らかにした。また、「李前代表が労をねぎらってくれた」と感謝の意を伝えた。黄氏が辞退を決心したのには、李前代表の慰労の電話とメッセージが役割を果たしたという。李前代表は前日、「黄氏は文在寅(ムン・ジェイン)政権誕生に貢献した人」とし、「政治家たちに代わって、元老である私が功労を称える」と述べた。与党関係者は、「結果的に、政治の一線から退いた李前代表が『親日フレーム』にまで火の粉が飛んだ危機的状況を整理した」と強調した。

同党の首都圏重鎮議員は、「李前代表が、李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事の選挙陣営を水面下で支援しているとされるものの、尹昊重(ユン・ホジュン)院内代表などまだ支持候補を決めていない党内の主要人物に対する影響力がかなりあり、『親盧座長』のイメージで支持層に与える影響も無視できない」とし、「李知事をはじめ他の候補も李前代表と対立することは容易ではないだろう」と話した。

李洛淵(イ・ナクヨン)前代表も一歩後退した。李前代表は同日、CBSラジオのインタビューで、「親日を取り上げたことはやりすぎだと考える」とし、「私を助ける同志の1人が親日を連想するような問題提起をしたのは過度だったという程度の認識を話した」と述べた。


姜聲煇 yolo@donga.com