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不動産屋の廃業が19年ぶりに最小

Posted August. 20, 2021 08:37,   

Updated August. 20, 2021 08:37

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今年上半期(1〜6月)の不動産公認仲介士(不動産屋)の廃業件数が、19年ぶりに最も少なかったことが調査で分かった。住宅価格の上昇で仲介報酬が増えたことを受け、不動産屋の収入が例年より良好だったものと見られる。

19日、韓国公認仲介士協会によると、上半期の全国公認仲介業者の廃業件数は5822件で、休業件数は421件だった。このような廃業件数は、上半期基準で2002年(5153件)以降、最も少ないものだ。

公認仲介業者の廃業が減ったのは、住宅価格の上昇で仲介1件当たりに期待できる仲介報酬収益が大きくなったためと分析される。韓国不動産院によると、先月ソウルの平均マンション価格は11億930万ウォンとなっている。9億ウォン超過住宅に適用する現行の仲介報酬上限料率0.9%で計算すれば、1件当たりの仲介報酬は998万ウォンに達することになる。売り手と買い手の両方から仲介報酬を受けると、2000万ウォンに達する。

取引が増えたため、収入が増えた側面もある。昨年、全国住宅取引件数は12万9305件で、2006年に政府が統計を取り始めて以来、最も多かった。今年上半期、首都圏の住宅取引件数は27万8340件で昨年上半期比18.0%減少したが、地方取引は28万983件で昨年比0.1%減で相変わらず同じ水準だ。

このような空気の中、今年上半期、9302カ所の公認仲介業者がオープンした。廃業が減って開業が増え、6月末基準で開業中の公認仲介士は過去最多の11万7738人に達した。公認仲介士への関心が高まり、13日に受付を締め切った第32回公認仲介士試験には、史上最多の40万8492人が殺到した。


チェ・ドンス記者 firefly@donga.com