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ポスコと豪州の鉱山企業ロイヒルが再生可能エネルギーなどの炭素中立を推進

ポスコと豪州の鉱山企業ロイヒルが再生可能エネルギーなどの炭素中立を推進

Posted August. 03, 2021 08:17,   

Updated August. 03, 2021 08:17

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ポスコは2日、豪州の原料供給会社ロイヒルと炭素中立を本格的に推進すると発表した。炭素中立とは、産業活動などで排出した分だけの炭素を吸収し、結果的に炭素排出量を「0」にすることをいう。

ポスコとロイヒルは、水素還元製鉄工法を活用したHBIの生産をはじめ、水素、再生可能エネルギー事業などで協力を拡大する計画だ。HBIは、鉄鉱石から酸素を除去した加工品で、鉄鋼生産に欠かせない。現在は、高炉に鉄鉱石と石炭を入れて酸素を分離する還元過程で、一酸化炭素が発生する。ポスコは2050年まで、石炭の代わりに水素を活用した水素還元製鉄をすべての鉄鋼工程に導入する計画だ。

ロイヒルは、豪州北西部で年間6000万トンの鉄鉱石を生産する鉱山会社だ。ポスコは、ロイヒルの株式を12.5%保有しており、年間鉄鉱石1600万トンをロイヒルから確保している。


徐亨錫 skytree08@donga.com