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「賞味期限」より長い「消費期限」、2023年から導入

「賞味期限」より長い「消費期限」、2023年から導入

Posted July. 26, 2021 08:11,   

Updated July. 26, 2021 08:11

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2023年1月より食品に表記される「賞味期限」が「消費期限」に変わる。賞味期限が切れても摂取できる食品の廃棄を防ぐための措置だ。食品医薬品安全処(食薬処)は25日、このような内容の法律改正案が国会で可決されたと明らかにした。これで1985年に導入された賞味期限の表記は、38年ぶりに消える。

現在使っている賞味期限は、企業が消費者に食品などを流通、販売できる日付だ。一方、消費期限は消費者が食品を食べる時、安全に問題のない最終日を意味する。賞味期限の表記が消費期限に変われば、食品を販売できる日付が今よりさらに延びるものとみられる。

食薬処によると、欧州連合(EU)など、多くの国が賞味期限の代わりに消費期限を表記している。国際食品規格委員会(CAC)も、消費期限の表記を勧告している。食薬処は「消費期限の表記で食品廃棄物が減るだろう」と説明した。ただ、流通過程での変質の懸念の大きい牛乳などの品目は、2023年1月以降も一定期間、賞味期限を表記することにした。

食薬処はまた、「靴墨型チョコレート」のように非食品商号や商標を食品の外観に使用することも禁止することにした。「牛乳パックシャンプー」など、食品容器を模倣した化粧品の販売も制限される。


キム・ソミン記者 somin@donga.com