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崔在亨・前監査院長が「国民の力」入党、与党が批判

崔在亨・前監査院長が「国民の力」入党、与党が批判

Posted July. 16, 2021 08:25,   

Updated July. 16, 2021 08:25

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与党は15日、崔在亨(チェ・ジェヒョン)前監査院長の野党「国民の力」への入党を非難した。文在寅(ムン・ジェイン)政府で重用した高位職要人の中で「国民の力」に入党したのは崔氏が初めて。

 

与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表は同日、忠清南道洪城(チュンチョンナムド・ホンソン)の忠南(チュンナム)道庁で開かれた予算政策協議会に参加する前、記者団に、「憲政史に良くない事例」と批判した。宋氏は、「崔氏になぜ厳しい道を行くのか尋ねた」とし、「権力機関の頂点にいた監査院長と検事総長が大統領候補になってしまうと、これまで自身のすべての行為が政治的行為であり、事前選挙運動と疑いを受けるほかない」とし、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長と共に批判した。宋氏はまた、崔氏が監査院長に在職した時、金オ洙(キム・オス)元法務部次官(現検事総長)を「親与指向」として監査委員の推薦を拒否したことに触れ、「野党政治家になるための高度な政治的行為」と強調した。

与党大統領候補らも批判した。崔氏は、監査院長在職時、月城(ウォルソン)原発1号機の早期閉鎖決定と関連して大々的な監査を行い、与党と対立したことがある。丁世均(チョン・セギュン)前首相は同日、ツイッターに、「国民への背信、神への背信、原則への背信、監査院への背信だ。背信者は失敗する」と書いた。朴用鎮(パク・ヨンジン)議員は、「高位公職者として羞恥心があるならできないこと」と強調した。李洛淵(イ・ナクヨン)前代表陣営の広報担当の裵在禎(ペ・ジェジョン)元議員は、「両手を広げて歓迎した『国民の力』も無責任なことは同じ」と指摘した。

 

野党「正義党」も崔氏を批判した。李同英(イ・ドンヨン)首席報道担当は、「辞任して大統領選に出馬し、憲法機関である監査院の中立性と独立性を深刻に傷つけたことに対して、少なくとも入党前に責任ある謝罪をすべきだった」と指摘した。


許桐準 hungry@donga.com