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卵55%はニンニクは49%、物価が3カ月連続で2%台上昇

卵55%はニンニクは49%、物価が3カ月連続で2%台上昇

Posted July. 03, 2021 08:18,   

Updated July. 03, 2021 08:18

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先月の消費者物価は2.4%上昇し、3カ月連続で2%台の上昇率を記録した。農畜産物が二桁の上昇を続けている中、外食物価も2年3カ月ぶりの最高値を記録し、庶民の物価負担が増大している。

2日、統計庁によると、6月の消費者物価指数は107.39と、昨年同月比2.4%上昇した。消費者物価の上昇率は1月(0.6%)から上昇幅が拡大していたが、4月(2.3%)に初めて2%台に達し、5月(2.6%)は9年ぶりに最高値を示した。今年第2四半期(4~6月)の消費者物価の上昇率は2.5%で、2012年第1四半期(3.0%)以降9年ぶりに最も高かった。

鳥インフルエンザ(AI)などの影響で、農畜水産物の価格は10.4%上昇して物価上昇の勢いを牽引した。5月(12.1%)より上昇幅は鈍ったものの、上半期(1~6月)は二桁の上昇率を維持した。特に、AIの直撃を受けた卵が54.9%も高騰し、ニンニク(48.7%)、唐辛子粉(35.0%)なども大幅に上昇した。

食材費が高騰し、外食物価も2.3%値上がりし、2019年3月(2.3%)以降2年3カ月ぶりの最高の伸び率を示した。統計庁の魚雲善(オ・ウンソン)経済動向経済審議官は、「個人サービスと農畜水産物、石油類が物価上昇を主導している」とし、「下半期は安定傾向を見せるだろう」と話した。しかし、消費刺激などのために33兆ウォン規模の第2回補正予算の投入が予定されており、物価上昇への圧迫は依然残っているという懸念が出ている。

一方、統計庁は、消費者物価の調査対象品目にマスク、電気自動車、食器洗い機、衣類乾燥機、アボカド、マンゴーなど14品目を新たに追加すると発表した。統計庁は、経済や社会変化を反映して、物価指数に反映される調査品目や加重値などを5年ごとに調整する。今回は、昨年基準で月平均家計消費の支出額が一定基準(256ウォン)以上の品目のうち、新型コロナ禍やエコ消費増加などの時代変化を反映して14品目を追加した。一方、ネクタイ、練炭など消費が減少した品目と、政府政策で無償化が拡大した高校授業料、学校給食費など14品目は除外された。新基準は、12月22日に発表される物価指数から適用される。


朴民優 minwoo@donga.com