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李明博氏の論峴洞自宅、1回目の入札で112億に落札

李明博氏の論峴洞自宅、1回目の入札で112億に落札

Posted July. 02, 2021 09:01,   

Updated July. 02, 2021 09:01

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未納の罰金と追徴金の返還に向け、公売に出された江南区論硯洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)にある李明博(イ・ミョンバク)元大統領の自宅(写真)が最初の入札で111億5000万ウォンに落札された。

1日、韓国資産管理公社(KAMCO)のオンライン公売システム「オンビッド」によると、ソウル江南区論硯洞にある李氏の自宅が111億5600万ウォンで落札された。KAMCOが定めた最低入札価格(111億2619万ウォン)より0.27%高い価格だ。先月28日から30日にかけて、最高値入札方式で行われた1回目の入札に1人が参加し落札された。

この住宅は李氏が1978年8月に購入し、拘束されるまで居住していた。土地673.4平方メートルに地下1階・地上3階建ての建物(599.93m²)となっている。昨年10月、最高裁判所が李氏に懲役17年、罰金130億ウォン、追徴金57億8000万ウォンを言い渡した原審を確定し、検察は同住宅を差し押さえ、資産の取り上げに乗り出した。

入札額の10%を保証金として支払った落札者が、残りの金額を今月5日から30日以内に納付すれば、自宅を所有することになる。ただ、5日午前10時までに李氏が罰金と追徴金を全て納付すれば、売却は中止となる。

李氏は、早ければ来週初めにも、裁判所に異議申し立てをする方針だが、李氏の法律代理人である姜薫(カン・フン)弁護士は、「金潤玉(キム・ユンオク)夫人が建物の持分の半分を持っているため、建物と土地を同時に公売に出したのは間違っている」とし、「裁判所に異議申し立てをし、KAMCOにも問題提起の手続きを行う予定だ」と話した。


朴熙昌 ramblas@donga.com