海外の元韓国戦争参戦勇士への感謝イベント、非接触で開催

陸軍は３０日、韓国戦争に参戦した外国人の元軍人たちに感謝の意を表す「非接触」の報勲行事を開催した。同日の行事は英国とフランス、オーストラリア、タイ、ベルギーの５ヵ国の参戦勇士とその家族の自宅、それぞれの国に駐在する韓国大使館をビデオでつないで行われた。

フランス戦争の英雄であるラルフ・モンクレール将軍の息子、ローラン氏（７０）も出席した。モンクラール将軍は、第２次世界大戦で輝かしい戦功を立て、中将で退役した。その後、フランスが韓国戦争に派兵を決定すると、階級を４段階も下げて大隊長（中佐）として参戦し、地平里（チピョンリ）戦闘で大きな戦果を上げた。韓国戦争の最大激戦の一つである鉄原（チョルウォン）・金花（クムファ）地区戦闘に参戦した功労で２０１６年に太極武功勲章を受けたベルギー参戦協会のレーモン・ベル会長（８４）も同席した。

南泳臣（ナム・ヨンシン）陸軍参謀総長は「いまの大韓民国の自由と繁栄は参戦勇士の崇高な献身のおかげ」と感謝の意を表した。陸軍は、感謝の牌や伝統青磁の杯などの記念品を外交パウチで駐在国武官を通じて参戦勇士に届ける予定だ。


尹相虎 ysh1005@donga.com