イングランドがドイツ撃破し８強、ユーロ２０２０

「Football's Coming Home（サッカーが家に帰ってくる）」

３０日、英国ロンドンのトラファルガー広場のあちこちでイングランドのサッカー公式応援歌「３匹のライオン」が鳴り響いた。イングランド代表チームがドイツを相手にユーロ２０２０のベスト８入りを決める２点目が入ると、市民たちが応援歌を歌い始めたのだ。市民は、新型コロナウイルス禍の最中とは思えないくらい、抱きしめ合いながらダンスを踊った。飲料が入ったコップを空中に投げて歓呼する人もいた。新型コロナに疲労感を覚えた英国国民は久しぶりにお祭り雰囲気に包まれた。

同日、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻も、長男のジョージ王子とともに試合が行われたロンドンのウェンブリースタジアムを訪れ、応援に参加した。父ウィリアム王子とジョージ王子は同じ色のスーツとネクタイをあつらえた。特にキャサリン妃はスペインのブランド「Zara」の安い赤いジャケットを着た地味な姿が話題を呼んだ。英メディアは、ジャケット価格が５９．９９ポンド（約９万４０００ウォン）で、最近３０％セールまで行っていると伝えた。

皇太子夫妻の後部座席には、英国の世界的なサッカースター、デビッド・ベッカム氏と英国のポップスター、エド・シーランが座って注目を集めた。ベッカム氏はスーツ姿で，シーラン氏はイングランド代表のユニホームの上に青いコートを着て応援した。彼らは英国の勝利が決まると、満面の笑みを浮かべて喜んだ。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com