Go to contents

ライバルのカカオとネイバー、ともに史上最高値

ライバルのカカオとネイバー、ともに史上最高値

Posted June. 24, 2021 08:03,   

Updated June. 24, 2021 08:03

한국어

ネイバーとカカオの株価が共に6%以上値上がりし、史上最高値を更新した。米証券市場では、大型技術株が強気を見せている上、新型コロナの変異ウイルスの急拡大を受け、非対面プラットフォーム企業各社が再び注目を集めるだろうという見方が膨らんだ影響だ。

23日、有価証券市場で、ネイバーは前日より8.31%(3万2500ウォン)高の1株=42万3500ウォンで取引を終えた。2008年のコスピ上場後史上最高値といえる。カカオも6.60%(1万500ウォン)高の1株=16万9500ウォンで取引を終え、史上最高値を更新した。

前日、米証券市場ではマイクロソフトやアマゾン、グーグルなどが軒並み上昇した上、米国債金利の下落などで成長株への投資心理が改善されたことが、両社の株価を引き上げたものと見られる。ユアンタ証券のイ・チャンヨン企業分析チーム長は、「新型コロナの『デルタ株』の拡大により、非対面が長期化するという見通しが、非対面プラットフォーム代表走者ともいえる両社の株価高騰につながった」とし、「ネイバーはカカオに比べて低評価された点が浮き彫りになり、上昇率が高かった」と語った。

時価総額3位の座をめぐって、両社の競争もさらに激しくなっている。同日、ネイバーの時価総額は69兆5655億ウォン、カカオの時価総額は75兆2461億ウォンで取引を終え、格差は約5兆7000億ウォンに縮まった。二社の時価総額は1日で8兆ウォン近く膨らんだ。

ネイバーは、機関投資家や外国人がそれぞれ1319億ウォンと955億ウォンを買い付けて上昇ムードを牽引した一方、カカオは個人投資家が446億ウォンを買い越した。


イ・サンファン記者 payback@donga.com