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趙南寛・法務研修院長「検察は権力の前に卑屈になってはならない」

趙南寛・法務研修院長「検察は権力の前に卑屈になってはならない」

Posted June. 12, 2021 08:09,   

Updated June. 12, 2021 08:09

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「検察改革と政治的中立は、検察という馬車を転がす二輪と言える」

趙南寛(チョ・ナムグァン)新任法務研修院長は11日の就任式で、検察に対する政治的中立の保障が必要だとし、現政権の検察改革の方向性について苦言を呈した。尹錫悅(ユン・ソクヨル)前検察総長の辞任で、検察総長権限代行を務めた3カ月間を含め、最高検察庁次長検事として勤めた約10カ月間の感想を述べたいと語った後に出た言葉だった。

趙氏は、「政治的中立が保障されない検察改革は、権力に対する腐敗捜査対応力量の弱体化をもたらし、検察本来の価値である正義と公正を立てることができない」と指摘した。また「法務検察は権力の前では堂々となるべきで、国民の前では謙遜でなければならない」「権力の前では卑屈になってはならない」とも述べた。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府で大統領民情首席秘書官室傘下の特別監察チーム長を務めた趙院長は、昨年8月、最高検察庁次長検事に抜擢された後、尹前総長懲戒請求の局面で秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官に懲戒撤回を要請するなど、現政府と対立した。

現政権に友好的性向を持つ李正洙(イ・ジョンス)ソウル中央地検長は同日、就任式で「人権」を強調した。趙氏は「犯罪に対する処罰も重要だが、歴史的犠牲として積み上げた人権の価値も常に念頭に置くべきだ」と語った。また、「自分だけの正義ではなく、社会の構成員全員が共感できる正義を追求しよう」と主張した。

前任のソウル中央地検長だった李盛潤(イ・ソンユン)ソウル高検長は、前日の離任式に続き、同日の就任式も非公開で行った。李高等検察庁長は前日、ソウル中央地検の職員に送った電子メールで、「事件処理の過程で、『黒を白に、白を黒に』変える指揮は決してしなかったという点だけは自負する」と主張した。


黃聖皓 hsh0330@donga.com