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「AIでペットの身元確認」、サンドボックス3件を承認

「AIでペットの身元確認」、サンドボックス3件を承認

Posted May. 27, 2021 08:23,   

Updated May. 27, 2021 08:23

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大韓商工会議所のサンドボックス支援センターと科学技術情報通信部は26日、サンドボックス審議委員会を開き、△自動運転モビリティ用3次元精密地図、△VR(仮想現実)に基づいた航空機整備教育、△人工知能(AI)ペット身元認証サービスの3件を承認した。サンドボックスとは、革新製品やサービスの市場発売を不合理に妨げる規制を猶予したり免除する制度だ。

この日承認された3次元精密地図は、自動運転のコア技術で、自動運転車が道路や交通環境を認知できるようにした3次元空間情報だ。これまで、国家空間情報セキュリティ管理規定上、3次元座標が含まれた空間情報の公開が制限され、3次元精密地図の配布や販売が不可能だった。

VRを利用した航空整備教育も認められた。これまで航空安全法の施行規則上、航空整備教育には実物航空機3機がなければ不可能だった。審議委は、「VRを利用すれば、最新航空機機種についての教育が簡単になる」と承認理由を明らかにした。

AIの顔認識技術を活用したペット身元確認サービスも、サンドボックスを通った。現行の動物保護法上、ペット登録は内蔵・外付け型無線識別装置による登録のみ認めてきた。今後は、スマートフォンでペットの顔を撮影すれば、AIが身元を識別し、簡単な動物登録が可能になった。


徐東一 dong@donga.com