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崔泰源SK会長、韓国戦争「追悼の壁」に100万ドル

崔泰源SK会長、韓国戦争「追悼の壁」に100万ドル

Posted May. 26, 2021 08:12,   

Updated May. 26, 2021 08:12

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SKグループ会長の崔泰源(チェ・テウォン)大韓商工会議所会長 は、韓米首脳会談の訪米期間中、韓国戦争への参戦勇士を追悼し、現地の地域社会を訪れ、協力の意志を固めた。

25日、大韓商工会議所によると、崔会長は24日(現地時間)午前、ジョージア州の州都アトランタ韓国戦参戦勇士記念碑の前で行われた「韓国戦英雄追悼式」に出席し、韓国戦で戦死した米軍の犠牲を称えた。同日の追悼式には、参戦勇士約20人とジョージア州韓米親善協会のフランク・ブレイク理事長、アトランタ韓米友好協会のパク・ソングン会長と地域同胞など約100人が出席した。

追悼式場に到着した崔会長は、参戦勇士一人一人に腰を曲げて挨拶した後、手を取り合って韓国戦での献身に敬意を表した。さらに、740人のジョージア出身戦死者の名簿が刻まれた碑石に献花し、黙祷した。

崔会長は、「韓米首脳会談の期間中、バイデン大統領が今年94歳のジョージア出身参戦勇士に名誉勲章を授与する意味深い行事があった」とし、「自由民主主義守護のために献身した苦労にもう一度感謝する」と追悼の意を伝えた。

崔会長はまた、「SKはジョージアに海外企業としては過去最大規模の投資に踏み切った。ジョージアを『故郷』と考えるパートナーになって誇らしい」と述べた。同日、ジョージア州は、崔会長に名誉市民証を贈呈した。

同日午後、崔会長はワシントンに再び移動し、韓国戦参戦勇士記念公園を訪れて、「追悼の壁」の建設プロジェクトに100万ドル(約11億2000万ウォン)を寄付した。同事業は、記念公園に円形の御影石の壁を建てて韓国戦で戦死した米軍とカトゥーサ(当時の名称は連合軍支援韓国軍)約4万3800人の名前を入れることで、韓国企業としてはSKが初めて寄付に参加した。米国内の追悼公園では初めて、韓国人カトゥーサ(在韓米軍に配属された韓国人)7174人の名簿が刻まれる。

崔会長はまた、今回の訪米期間中にアジア系小商工人の競争力を強化し、優秀な人材を育成するために両国の企業と大学が相互協力するプログラムを推進することにした。「アジアンリーダーシッププログラム」(仮称)と命名された同プログラムは、ジョージア州地域のアジア系小商工人にSKとジョージア州の財界団体が経営情報やマーケティング、広報など専門的な経営支援を提供し、事業競争力を強化することを目的としている。

崔会長はまた、ジョージア州・SKイノベーションバッテリー工場を訪問し、金俊(キム・ジュン)SKイノベーション総括社長、池東燮(チ・ドンソプ)SKイノベーションバッテリー部門社長などと共に、現場の役員や従業員らを励ました。ジョージア州モアハウス大学総長とも歓談し、地域優秀人材養成プロジェクトに産学が共同協力することにしたと、大韓商議側は明らかにした。


郭道英 now@donga.com