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オバマ氏、トランプ氏を「下劣な男」と露骨に非難

オバマ氏、トランプ氏を「下劣な男」と露骨に非難

Posted May. 21, 2021 08:12,   

Updated May. 21, 2021 08:12

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オバマ元米大統領が退任後、トランプ前大統領について「下劣な男(corrupt motherf××××××)」などと表現し、露骨に非難したという証言が出てきた。

 

19日、英紙ガーディアンによると、オバマ氏はトランプ氏が政権に就くと、自身の後援者や顧問などと話し、トランプ氏をこのように表現した。同紙は、米誌「アトランティック」の政治専門ジャーナリスト、エドワード・アイザック・ドヴァーの出版予定の本『魂のための戦闘(Battle for the Soul)』の内容を入手して報じた。

 

オバマ氏は、前任大統領が現職大統領を公開的に批判したり攻撃しないという慣例に概ね従った。しかし、気楽な人々との会話では、トランプ氏に対する率直な心情を表わしたと、同紙は伝えた。

同書の抜粋内容によると、オバマ氏は時に、「私たちが(トランプという)人種主義者、性差別主義者のブタ(racist, sexist pig)を(大統領に)持つことになるとは思わなかった」と話した。また「彼(トランプ氏)は狂った人(madman)」とし、「後援者がトランプ財団に巨額の献金をする見返りにトランプ氏から(自分たちに利益になる)反応を得ようとする」とも述べた。オバマ氏は、腹が立った日には首を横に振って、トランプ氏について、「いかれた変人(f×××××× lunatic)」と言い、「(トランプ氏の執権が)これほど悪いとは思わなかった」と度々話した。

トランプ氏に対するオバマ氏の最も激しい非難は、ロシアが2016年の大統領選でトランプ氏の当選を助けたという疑惑に対する捜査が行われている中、トランプ氏がロシアのプーチン大統領と対話したという報道が出た時だった。オバマ氏は、トランプ氏について「下劣な男」と非難したという。

 

同書には、バイデン氏に関する話も出てくる。オバマ氏は、バイデン氏の当選のために応援遊説をしたが、関係はただ順調というわけではなかった。オバマ氏は、民主党大統領候補だったバイデン氏について、「高齢で全盛期は過ぎた」と懸念を示したという。同書は来週、米国などで出版される。


趙鍾燁 jjj@donga.com