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来月開催の英G7サミットで韓米日首脳会談推進

来月開催の英G7サミットで韓米日首脳会談推進

Posted May. 17, 2021 09:04,   

Updated May. 17, 2021 09:04

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来月に英国で開かれる主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)で、韓米日3国が別途首脳会談を開く方向で調整していると、共同通信が15日付で報じた。韓米日首脳間では公式会談ではなく「短時間の非公式接触」の可能性があると伝えた。

 

共同通信や東京新聞によると、韓米日は来月11~13日に英国で開かれるG7サミットに合わせ、3国首脳会談を開く方向で調整に入った。韓国はG7参加国ではないが、今回のG7サミット議長国の英国が文在寅(ムン・ジェイン)大統領を公式に招待した。韓米日首脳会談が実現すれば、2017年9月の国連総会で文大統領がトランプ米前大統領、安倍晋三前首相と会談を行って以来。

 

韓米日連携は米国が主導している。日本政府筋は「米国は前向きだ。(日本としては)断る理由はない」と説明したと、共同通信は伝えた。韓国政府当局者も「G7サミットに合わせて(3国首脳会議の)開催を目指している」と話したと付け加えた。

 

バイデン米大統領は北朝鮮の非核化をにらんだ3ヵ国の協力強化を韓米日に呼びかけるとみられる。韓米日関係の改善を求める可能性もある。共同通信は、今月5日に英ロンドンで韓米日外相会議が開かれ、12日に東京で3ヵ国の情報機関トップによる会議が開催されるなど、韓米日の高官交流が本格化していると伝えた。3ヵ国の情報機関トップ会議に参加するために日本を訪れた朴智元(パク・チウォン)国家情報院長が菅義偉首相に非公開で会ったのも、韓米日首脳会議に向けた環境整備の一環であると伝えた。

G7サミットを機に、韓米日首脳の対面会談が実現するか注目される。共同通信は、「日韓両国が対話の在り方についても検討を進めている」としながらも「歴史問題をめぐる対立のため、日本政府内に慎重論が根強い」とし、「短時間の非公式的接触の案も浮上している」と報じた。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com