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文大統領、尹錫悦氏に「有力な大統領候補」と言及

文大統領、尹錫悦氏に「有力な大統領候補」と言及

Posted May. 11, 2021 08:02,   

Updated May. 11, 2021 08:02

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「何も言わないことが望ましい」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任から4年となった10日に記念演説を行い、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長に関する質問に固い表情でこのように話した。「尹氏は今、有力な次期大統領選候補とみられている」という理由だ。

このような文大統領の反応は、1月とは大きな温度差がある。文大統領は1月の新年記者会見で、尹氏について、「私の評価を一言で申し上げれば、文政府の検事総長」と断言した。秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官との対立など尹氏が与党と露骨に対立していた時だったが、尹氏を抜擢した文大統領はひとまず包容的な態度を示した。当時、文大統領は「尹氏が政治を念頭に置いて政治をする考えで検事総長を務めているとは考えない」とも述べた。

しかし、約2ヵ月後、文大統領の予測とは違って尹氏は総長を辞任した。まだ本格的に大統領選に向けて動いていないが、文大統領も「有力な次期大統領選候補」と認めるほどになった。

尹氏に対して発言を控えた文大統領は、検察に対しては不快感を隠さなかった。文大統領は月城(ウォルソン)原発1号機の捜査などと関連して、「原発捜査などのいくつかの捜査を見ても、検察は大統領府の権力を恐れないようだ」と述べた。


崔惠? herstory@donga.com