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AZワクチン接種した文大統領「全く問題ない」

AZワクチン接種した文大統領「全く問題ない」

Posted March. 24, 2021 08:09,   

Updated March. 24, 2021 08:09

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「全く問題ない」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、金貞淑(キム・ジョンスック)夫人とともにソウル鍾路区(チョンノグ)の保健所で、アストラゼネカの新型コロナ・ウィルス感染症(新型コロナ)のワクチンを接種後、このように語った。同日は65歳以上を対象にアストラゼネカのワクチン接種が行われる初日だった。文大統領夫妻は、6月に英国で開催される主要7カ国(G7)首脳会議への出席を控え、「必須目的出国のための予防接種手続き」に従ってワクチンを接種した。

文大統領はアストラゼネカワクチンに対する国民の不安を意識したように、看護師に「注射をよく打つ。全く痛くないし、問題はない」と述べ、接種を終えた。注射を打ってもらった夫人は、「もう終わったのか」と看護師に聞いた。文大統領は前日の首席・補佐官会議で、「国民はワクチンの安全性に少しも疑問を持たず、接種の順序が決まり次第、接種に応じてほしい」と述べている。

康珉碩(カン・ミンソク)大統領府報道官は、「文大統領はマニュアルに従って、接種後30分間保健所で待機後、大統領府に戻り、1時間30分ほど参謀会議を主宰した」とし、「ワクチン接種後、大統領は楽だ」と明らかにした。続いて「文大統領は、これまでワクチン接種は滞りなく進められているが、日常への復帰を繰り上げるためには接種テンポをもっと上げる必要があると強調した」と伝えた。

政府で「ワクチン休暇」の必要性が論議されているにもかかわらず、文大統領がすぐに業務に復帰したことについて、大統領府の関係者は、「もともと外部日程があっても、すぐ帰ってきて会議を主宰する」とし、「大統領府でワクチン休暇問題はまだ論議されたことがない」と語った。

徐薰(ソ・フン)大統領府国家安保室長、金炯辰(キム・ヒョンジン)国家安保室第2次長、卓賢民(タク・ヒョンミン)大統領儀典秘書官など、G7首脳会議に一緒に参加する必須随行員9人も同日、一緒に接種した。鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官など、G7出席者も近くワクチン接種をする予定だと、大統領府関係者が明らかにした。大統領府は、「アストラゼネカワクチン1バイアル(瓶)当たり11ドス(回)接種が可能なため、同日文大統領夫妻だけでなく、随行員まで合わせて11人が一緒に接種した」と説明した。

一方、文大統領の国政遂行支持率が最近、最低値を記録したことについて、大統領府関係者は、「国民の心を大統領府は厳重に受け止めている」とし、「特に不動産投機根絶を要求する民心について、よく分かっている」と語った。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com