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「電気自動車をピックアップして充電」、起亜がサービスプラットフォーム開発に着手

「電気自動車をピックアップして充電」、起亜がサービスプラットフォーム開発に着手

Posted March. 18, 2021 07:54,   

Updated March. 18, 2021 07:54

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起亜(キア)が充電呼び出し事業に乗り出す。顧客が呼び出すと、職員が駆けつけて車両をピックアップして電気自動車を充電し、充電が終わったら車両を顧客に返すサービスプラットフォームの共同開発を行う。

起亜とモビリティソリューション企業のYWモバイルは17日、「オンデマンド」(ユーザの要求に応じてサービスを提供する事)ピックアップ充電プラットフォームの共同開発のための業務協約(MOU)を交わしたと発表した。起亜電気自動車の顧客が、起亜VKアプリケーション(アプリ)でデマンドピックアップ充電サービスを申し込むと、代行充電担当職員が、顧客が要請した場所に来て車両を持っていく。その後、周辺の充電所で車を急速充電後、客が希望する地点に車を返す方式で行われる。

サービスは、今年下半期(7~12月)中に発売する起亜初の専用電気自動車「EV6」に初めて採用される。スマートフォンで車両のドアを開き、走行可能状態にできるデジタルキー技術を活用する。これを通じて、顧客と車の場所が異なっていても、非対面方式で車のピックアップや充電が可能だ。車両の移動状況、充電状態、予想充電時間などの情報が顧客にリアルタイムで送られる。

このサービスを利用すれば、緊急時の非常充電レベルではなく、日常走行が可能なほどバッテリー全体容量の80~90%程度まで充電が可能だ。起亜は、デジタルキーやリアルタイムでの車両情報連動サービスの開発支援を行い、YWモバイルは、オンデマンドピックアップ充電サービスのためのプラットフォームの開発や運営を担当する予定だ。

起亜の関係者は、「不足している充電インフラを補うためのサービスだ。より手軽に充電でき、電気車の生態系発展にも貢献できるだろう」と語った。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com