「私の公式戦での得点記録更新、おめでとう」
「サッカー皇帝」ペレ氏(81)がついに「得点マシン」クリスティアーノ・ロナウド(36)を認めた。
ロナウドは15日、イタリア・カリアリの敵地サルデーニャ・アリーナで行われたセリエA第27節カリアリ戦で3ゴールを決め、チームに3-1勝利をもたらした。この日のハットトリックで今季リーグ戦で23ゴール目を記録したロナウドは、2位ロメル・ルカク(インテル・ミラノ=19ゴール)との得点差を4点に広げ、得点ランキング首位に立っている。
ロナウドはキャリア通算770ゴールに到達し、ペレ氏が保持していた公式戦得点記録(767ゴール)を上回った。もともとロナウドは、1月にペレ氏の記録を破っている。だが、当時ペレ氏はロナウドが自身の記録を破ったことを認めなかった。サッカー界は、ペレ氏の当初の記録(757ゴール)からサンパウロ州などで記録した10ゴールを追加で認め、ペレ氏の公式戦での通算得点を767ゴールに訂正した。ロナウドは、わずか2ヵ月でその記録まで塗り替えた。
ペレ氏は同日、インスタグラムにロナウドと一緒に撮影した写真を掲載し、ロナウドの記録達成を祝福した。ペレ氏は、「私があなたの試合を見るのが好きだということは、もはや秘密ではない。 今日直接訪問して抱いてあげられなかったことは残念だ」とし、「その代わり一緒に撮った写真を残すことであなたの栄光を共にしたい」と祝いのコメントを投稿した。
金東昱 creating@donga.com