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ソウルの都市競争力は17位、ここ5年間で大きく下落

ソウルの都市競争力は17位、ここ5年間で大きく下落

Posted March. 11, 2021 08:25,   

Updated March. 11, 2021 08:25

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ソウル市の都市競争力の順位が、この5年間で大幅に下落したという分析結果が出た。産業インフラ、人材確保及び民間投資など、「起業しやすい環境」を評価する項目で下落幅が大きいためという分析がある。

全国経済人連合会(全経連)は10日、グローバルコンサルティング企業・A.T.カーニーが発表した「2020グローバル都市報告書」、日本の森記念財団が発表した「世界都市総合競争力ランキング」を分析した結果、ソウルの競争力が低下していると明らかにした。両報告書は、それぞれ今年2月と昨年12月に発表された。

グローバル都市競争力を評価するA.T.カーニーのグローバル都市指数(GCI)で、ソウル市は総合順位で17位となったが、これは2015年(11位)に比べて6ランク下がった数値だ。上位30都市の中で下落幅が最も大きかった。トップ5の都市は、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、北京の順だ。

都市別の未来成長潜在力を評価するA.T.カーニーのグローバル都市展望(GCO)の順位でも、ソウルの下落幅が30大都市の中で最も大きかった。2015年は12位だったが、昨年は42位へと下がった。GCO順位は、△経済(インフラ、一人当たりのGDP等)、△革新(民間投資、一人当たりの特許)、△ガバナンス(企業しやすい環境等)、△個人ウェルビーイング(所得格差、環境水準等)を総合して評価する。全経連のキム・ボンマン国際協力室長は、「海外直接投資誘致の拡大で、5年間でなんと41ランク上昇したアラブ首長国連邦(UAE)アブダビとは対照的な結果だ」と語った。

日本森記念財団・都市戦略研究所が評価した世界都市競争力の順位(GPCI)でも、ソウル市は住居や経済部門の評価点数が大幅に下がり、総合順位が2015年(6位)比2ランク下がった8位だった。都市環境や文化などの評価項目では順位が上昇したものの、経済成長率や賃金水準、企業にやさしい環境、市場魅力度など、経済部門の順位が8位(2015年)から20位へと大幅に下落したためだ。賃貸料や物価、就職環境を評価する住居項目でも、2015年(24位)比15ランク下がり、39位となった。また、世界の経営者や優秀な人材(研究者)らが都市競争力を評価した項目でも、ソウル市は2015年にそれぞれ9位と10位だったが、2020年はそれぞれ28位と29位に下がった。


徐東一 dong@donga.com