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NFLワシントン、チアリーダー廃止し男女混合応援団結成へ

NFLワシントン、チアリーダー廃止し男女混合応援団結成へ

Posted March. 05, 2021 07:15,   

Updated March. 05, 2021 07:15

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米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のワシントン・フットボールチームが4日、「来季からチアリーダーを廃止することにした」と発表した。NFL史上初めてチアリーダーを導入したのは、外ならぬワシントンだった。1962年から競技場に登場したワシントンのチアリーダーは、ワシントンが米国の首都であることから「ファーストレディー・オブ・フットボール」の異名で呼ばれた。

その後、各球団が先を争って似たような応援団を作るようになり、チアリーダーはNFL文化でなくてはならない存在となった。NFL球団のチアリーダーになろうと200倍の競争を勝ち抜かなければならないほどだった。

時代の変化とともにチアリーダーを使った応援文化が、性の商品化を助長すると批判する声があがるようになった。実際、ワシントンは2018年にチアリーダーの写真撮影現場にスポンサーの関係者らを招き、「チアリーダーはホステスか」との批判も浴びた。ワシントンは、チアリーダーがなくなった。ワシントンは、チアリーダーを廃止する代わりに男女混合の応援団を結成する方針だ。

ワシントンのチアリーダーチームは、もともとのチーム名だった「レッドスキンズ」に倣って「レッドスキネッツ」(Redskinettes)と呼ばれた。しかし、レッドスキンズがアメリカ先住民に対する差別的意味を含まれているとの指摘を受け、87年ぶりとなる昨年、チーム名を「ワシントン・フットボールチーム(WFT)」に変えた。


黃奎引 kini@donga.com