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徐旭国防長官、「韓米合同軍事演習、北朝鮮と協議可能」

徐旭国防長官、「韓米合同軍事演習、北朝鮮と協議可能」

Posted January. 29, 2021 08:14,   

Updated January. 29, 2021 08:14

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徐旭(ソ・ウク)国防部長官は27日、ソウル龍山区(ヨンサンク)の国防部庁舎で行われた新年記者懇談会で、3月初めに予定された合同軍事演習について、「演習を実施することを念頭に、韓米連合司令部と実施方法を緊密に調整している」と明らかにした。また、「新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮し、(演習)空間をいくつかの区域に分けたり、チームを編成したりするなど運用の妙を発揮することができる」とし、「昨年下半期の(合同軍事)演習も(新型コロナウイルスを考慮して)かなりの部分、調節して実施した」と付け加えた。今年前半期の演習も、昨年下半期のように新型コロナウイルスの影響で縮小して実施される可能性があることを念頭に置いた発言とみられる。

徐氏は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新年記者会見で合同軍事演習を北朝鮮と協議できると発言したことについても、「(大統領は北朝鮮と)協議できるという原則的な話をした。私も協議できると考える」と述べた。また、「1991年の南北軍事基本合意書で、南北軍事共同委員会を構成すれば、韓米合同軍事演習を含め様々なことを協議できることになっている」とも述べた。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は今月初めに開かれた第8回労働党大会で、韓国政府に韓米合同軍事演習の中止を求めた。

徐氏は、戦時作戦統制権(戦作権)の早期移管の方針も再確認した。徐氏は、「私の在任中に、戦作権移管に向けて進展した成果がなければならないと考える」と強調した。3月の合同軍事演習を含め、戦作権移管後に韓国軍が主導する未来連合司令部の2段階検証評価(FOC)を今年中に終わらせ、韓米が「戦作権移管目標年度」を合意するよう最大限スピードを出すということだ。徐氏は、「私たちは(FOCを)早期にできるのではないかと考えるが、米軍は条件を備えてからと考えており、微妙な差がある。それも協議中だ」と話した。縮小された合同軍事演習ではFOCが難しいという米国側に縮小して実施してもFOCが可能だと説得するということだ。


尹相虎 ysh1005@donga.com