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米大リーグで選手異動が36%減った、財政難浮き彫りに

米大リーグで選手異動が36%減った、財政難浮き彫りに

Posted January. 28, 2021 08:21,   

Updated January. 28, 2021 08:21

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新型コロナウィルスの影響で昨年、米大リーグ(MLB)史上が冷え込んだ実態が数値でも確認された。昨年、MLBの選手異動件数は、前年に比べて3分の1以上減った。

MLBの公式集計によると、昨年選手の▲契約、▲戦力外、▲引退、▲スプリングキャンプへの招へいなど異動は計8211件で、2019年の1万2772件に比べて35.7%が激減した。その間、コロナ禍の影響で試合が中断したり、無観客試合の実施が繰り返され、選手の移動が萎縮したという見方があったが、具体的なデータで確認されたのは初めて。

このようにMLB市場に寒波が吹き荒れる中、この7年間ニューヨーク・ヤンキースで活躍した日本人投手の田中将大の日本復帰の可能性が高まっている。27日、サンケイスポーツなど日本メディアが報じたところによると、古巣の楽天は最近、何度も田中と接触しており、交渉は大詰めを迎えているという。楽天は今週内に田中側に契約条件を提示するとみられる。

2020年シーズンを終えて自由契約選手(FA)になった田中は、トロント・ブレージェイズ、ボストン・レッドソックス、ロサンゼルス・エンゼルス、サンディエゴ・パドレスが興味を示してきたが、交渉は本格化しなかった。ヤンキース残留も困難とみられる。25日、ピッツバーグ・パイレーツの右腕投手ジェームソン・タイヨンがヤンキースに移籍し、田中の再契約は望み薄となった。韓国でもFAになったNCのナ・ソンボムのMLB進出が叶わず、KIAの梁玹種(ヤン・ヒョンジョン)も国内残留説が流れている。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com