ドイツ・ブンデスリーガ、SCフライブルクのチョン・ウヨン(22)が4ヵ月ぶりに先発出場した試合で決勝ゴールを決めた。
チョン・ウヨンは24日、フライブルクの本拠シュバルツバルト・シュタディオンで行われえたシュトゥットガルトとのブンデスリーガ第18節で1-1で迎えた前半37分に逆転ゴールを奪った。チョン・ウヨンは、エルメディン・デミロヴィッチのヒルパスを相手DFより先に受けてはゴールへ飛び込み、左足シュートでネットを揺らした。昨年12月12日のビーレフェルト戦で初得点に次ぐ今季2得点目。
チョン・ウヨンのゴールで2-1の勝利を収めたフライブルクは3試合ぶりに勝利を挙げた。フライブルクは勝ち点27(7勝6分5敗)でリーグ9位になった。昨年9月19日、シュトゥットガルト戦に先発したチョン・ウヨンは後半35分に交代するまでの80分間、守備にも積極的に関わった。後半21分には浮き球の競り合いで相手のシラス・ワマンギトゥガの肘に顔を打たれて血を流したこともある。応急処置を受けては再びピッチに戻って相手MF陣の攻撃を止めた。
3-4-3フォーメーションの右MFに立ったチョン・ウヨンだが、左サイドまで所狭しと駆け回った。シュトゥットガルトにポゼッションでは押されたが、チョン・ウヨンが積極的にスペースに切り込んでから守備から一気に相手ゴールにつながる攻撃の活路が開かれた。チョン・ウヨンは80分間、1ゴールと3本のシュート、37回のタッチを記録した。シーズン初ゴール以降、途中起用ながら出場時間を伸ばしてきたチョン・ウヨンは、右MFロランド・サライのケガで先発の機会を得たところで得点まで記録し、クリスティアン・シュトライヒ監督に改めて強い印象を与えた。
兪載泳 elegant@donga.com