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現代自、ロボット犬開発のボストン・ダイナミックスを買収

現代自、ロボット犬開発のボストン・ダイナミックスを買収

Posted December. 12, 2020 09:17,   

Updated December. 12, 2020 09:17

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現代(ヒョンデ)自動車グループが米国のロボット開発会社を1兆ウォン規模で買収し、ロボティクス事業への参入を本格化する。

現代自動車グループは11日、市場価値11億ドル(1兆2000億ウォン)の米国のロボット専門会社「ボストン・ダイナミックス」の株式80%をソフトバンクグループ(SBG)から買収することで最終合意に至ったと発表した。

今回の合意で、現代自グループが80%、SBGが20%を株式を保有することになる。現代自グループとしては約9600億ウォンを投入することになる。現代自動車(30%)、現代モービス(20%)、現代グロビス(10%)、これに鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自グループ会長も責任経営強化の見地から20%の株式を取得する。今回の買収は、政府の関係省庁の承認手続きを経て、速ければ来年上半期(1~6月)中に最終的に完成する見通しだ。

2004年4月に四足歩行が可能な運送用ロボット「ビッグドッグ」を開発したボストン・ダイナミックスは、ロボット運用に欠かせない自立走行(歩行)認知制御など、総合的な面で世界最高の技術力を保有していると評価されている。

世界のロボット史上が2025年まで1772億ドル(193兆ウォン)規模に成長すると見込まれている中、現代自グループは今回の買収を契機に、まずは物流ロボット市場に参入し、サービス型ロボットの開発も推進する計画だ。


金道炯 dodo@donga.com