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テスラ、3カ月ぶりに再び「5兆4000億ウォン規模の有償増資」

テスラ、3カ月ぶりに再び「5兆4000億ウォン規模の有償増資」

Posted December. 10, 2020 08:21,   

Updated December. 10, 2020 08:21

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米電気自動車会社・テスラが、50億ドル(約5兆4275億ウォン)規模の有償増資に乗り出すと8日(現地時間)発表した。今年9月、同規模の有償増資計画を明らかにしたのに続き、3ヵ月ぶりに再び大規模な資金調達に乗り出すことになる。

米経済専門メディアのCNBCなどによると、同日、テスラは米証券取引委員会(SEC)にこのような内容の計画書を提出した。主管社はゴールドマンサックスやシティーグループなど10の銀行だ。同社は計画書で、「有償増資は一度に行われるのではなく、時々株式を売る形で進め、相場通りに価格をつけたい」と明らかにした。

有償増資を通じて調達した資金は、テスラの負債を減らし、事業拡大に使われると見られる。今回の有償増資計画が、テスラが米テキサスとドイツに自動車製造工場を建設するなど、事業を拡張するのに膨大な資本投入が必要な時点で出たためだ。

通常、有償増資は、既存の株主たちの持分の価値を落とすために、株価に悪材料として働く。しかし、金融投資業界の内外では、テスラの今回の有償増資はかえって株価に前向きに働く可能性もあるという観測も出ている。債務負担を減らせるほどの十分な資金調達ができるという分析のためだ。

同日、テスラの株価は前日比1.27%高の1株=649.88ドルで取引を終えた。時価総額は6080億ドル(約660兆ウォン)に膨らんだ。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com