Go to contents

三星電子のブランド価値が初めて「世界トップ5」入り

三星電子のブランド価値が初めて「世界トップ5」入り

Posted October. 21, 2020 08:30,   

Updated October. 21, 2020 08:30

한국어

三星(サムスン)電子のブランド価値が史上初めて世界5位となった。アップル、アマゾン、マイクロソフト、グーグルに次いで、グローバル情報技術(IT)のトップ企業の地位を固めたという評価だ。トップ5のうち、米国以外の企業では三星が唯一だ。

20日(現地時間)、グローバルブランドコンサルティング専門会社・インターブランドが発表した「グローバル上位100位ブランド」によると、三星電子のブランド価値は、過去最大の623億ドル(約71兆ウォン)と集計された。新型コロナウイルス感染症の影響によりITブランドが強気を見せている中、三星電子も昨年のブランド価値(611億ドル・6位)より2%ほど上昇した。

インターブランド推定のトップ5に、アジアの企業が入ったのは2016年のトヨタ(5位)以来、今回が初めてだ。三星電子は、インターブランドがブランド価値評価を開始した2000年は52億ドルで43位にとどまったが、2012年は9位、2017年は6位に上がるなど、ブランド価値が継続的に上昇した。20年の間にブランド価値は12倍、順位は38ランクが高騰した。

インターブランドは、三星電子のブランド価値上昇の主な要因として、新型コロナへの対応のための様々な社会貢献活動とキャンペーンを推進し、持続可能な経営活動を全社的に拡大した点を挙げた。また、貝の形に折れる「ギャラクシーZフリップ」、屋外で見られる高級テレビ「ザ・テラス(The Terrace)」、さまざまな色で独自のデザインが可能な「ビスフォーク」家電などの革新的な製品を次々と発表したことも認められた。インターブランド側は、「人工知能(AI)、5G(第5世代のモバイル通信)、モノのインターネット(IoT)など、将来の技術に着実に投資したこともブランド価値評価に積極的に反映された」と明らかにした。


金玹秀 kimhs@donga.com