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PGA転向10年目のコクラックが逆転で初勝利、ザ・CJカップ

PGA転向10年目のコクラックが逆転で初勝利、ザ・CJカップ

Posted October. 20, 2020 09:14,   

Updated October. 20, 2020 09:14

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「233試合目での初勝利」

2012年から米男子ツアー(PGA)に本格的に参戦し、8年間優勝がなかったジェイソン・コクラック(35・カナダ)には感激的な瞬間だった。だがチャンピオンは雄叫びや笑顔の代わりに、自分をサポートしてくれたキャディーの手を握って互いに胸をぶつけ合うことで喜びを表した。

コクラックは19日、米国ネバダ州ラスベガスのシャドークリークGC(パー72)で行われたPGAツアー、ザ・CJカップ最終ラウンドで8バーディーを奪い8アンダー64とマークした。通算20アンダーを記録したコクラックはザンダー・シャウフェレ(米=18アンダー270)を2打差で下し、初優勝を飾った。優勝賞金175万5000ドル(約20億ウォン)を獲得し、シーズン賞金ランキングは62タイから3位(約191万ドル)にジャンプした。コクラックは、「ツアーデビュー10年目の特別な勝利だが、まだ実感が沸かない」と言い、「他でもない、ラスベガスでの初勝利なのでとても嬉しく、興奮する。本当に長い時間をかけてキャリアを積み上げての勝利なのでとても特別だ」と語った。

単独首位だったラッセル・ヘンリー(31・米)に3打差遅れてスタートしたコクラックは2番(パー4)で初バーディーを奪うなど序盤から猛チャージを仕掛けた。コクラックは5番(パー3)から8番(パー3)まで4ホール連続でバーディーを奪い、首位に躍り出た。とくに16番(パー5)では値千金のサンドセーブで同ホールでボギーを叩いたシャウフェレを振り切って単独首位に立った。初勝利を目前にした中でも、最終ホールの18番(パー5)で冷静にパットを決め1バーディでホールアウトした。


鄭允喆 trigger@donga.com