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「コロナ、永遠に人類と共存するかも」 英専門家が警告

「コロナ、永遠に人類と共存するかも」 英専門家が警告

Posted August. 24, 2020 08:23,   

Updated August. 24, 2020 08:23

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世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ワクチンが開発されても新型コロナウイルスはなくならず、人類は共存していくことになるという見通しが出てきた。

英政府傘下の非常時科学諮問委員会(SAGE)のマーク・ウォルポート博士は22日(現地時間)、BBCとのインタビューで、「人類は新型ウイルスと何らかの形で永遠に共存していくことになるだろう」とし、「インフルエンザのように定期的に予防接種をするようになるだろう」と述べた。また、「事態が再び統制不能の状況になる恐れがある」と懸念を示した。ウォルポート氏は、英国免疫学の権威。

一度ワクチンを接種すれば免疫力ができる天然痘などとは違って、定期的に接種しなければならない可能性が高いということだ。コロナウイルスがインフルエンザのように遺伝子変移が持続的に起こるうえ、人間の以外に別の宿主を通じても拡大する可能性があるためだ。これに先立ち世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は21日、新型コロナウイルスの世界的な流行を「2年未満で終わらせるという希望を持っている」と述べた。新型コロナウイルスによる累計死者は80万人を突破した。国際統計サイト「ワールドメーター」によると、23日午後3時基準の世界の新型コロナウイルスによる死者数は80万8713人。米国、ブラジル、メキシコ、インドの4ヵ国が世界の死者数の半数以上を占めた。AFPは「40万人記録(6月6日)後2ヵ月半で2倍に増加するほど世界各地でウイルスの拡散が深刻だ」と伝えた。


金潤鍾 zozo@donga.com