Go to contents

インテル・ミラノがEL決勝進出、ルカクが自身のEL得点記録伸ばす

インテル・ミラノがEL決勝進出、ルカクが自身のEL得点記録伸ばす

Posted August. 19, 2020 08:47,   

Updated August. 19, 2020 08:47

한국어

「ベルギー産爆撃機」ロメル・ルカク(27)がヨーロッパリーグ(EL)で10試合連続ゴールを記録したインテル・ミラノ(イタリア)が決勝に進出した。

インテルは18日、ドイル・デュッセルドルフで行われた今季EL準決勝でシャフタール・ドネツク(ウクライナ)を5-0で下した。FWルカクは2ゴールを決めた。英BBCによると、インテルは同大会準決勝で史上最多点差で勝利(一発勝負)を挙げた。

ELの前身UEFAカップを入れて通算4度目の優勝に王手をかけたインテルは22日、ドイツ・ケルンでマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を準決勝で制したセビージャ(スペイン)と優勝を争う。優勝チームには850万ユーロ(約120億ウォン)の賞金とともに上位リーグの欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場資格(2020~2021シーズン)が与えられる。

インテルのストライカー、ルカクは好調の得点感覚を発揮した。バイエル・レバークーゼン(ドイツ)との準々決勝(2-1勝利)で1ゴールを決め、EL史上最多となる9試合連続得点(2014~2015シーズン)にエバートン時代の記録を含む)を記録したルカクは、連続試合得点記録を10に伸ばした。

マンUでも活躍したルカクは、昨年8月、インテルに加入して以来、一段と進化した得点力を発揮している。大柄(190センチ、93キロ)ながら抜群のスピードを備えているルカクは、マンUでの最初のシーズン(2017~2018シーズン)に27得点を記録した。だが、翌2018~2019シーズンに得点力(15得点)が低下し、主力の地位まで危ぶまれるとチームを退団した。

インテル加入後に、コンスタントに試合に出場しながら技量を回復したルカクは、今季のセリエAで23得点、ELで6得点など、自身のシーズン最多となる33得点を記録して復活した。ルカクは、「サッカー皇帝」ロナウド(ブラジル、引退)が1997~1998シーズンに打ち立てたインテルのデビューシーズン最多得点記録(34得点)まであと1ゴールに迫った。ルカクは「インテルでの生活は幸せだ。EL優勝で最後の勝者になる」と語った。

インテルには、マンU退団後に存在感溢れる活躍を続けている選手がルカクを入れて3人もいる。マンUで9年間活躍したアシュリー・ヤング(35)はベテランの自分を重用するチームを探して、今年1月にインテルへ移籍した。移籍後18試合に出場したヤングは、EL準決勝でもサイドウィン部バックとして勝利に貢献した。マンUで7億ウォンに近い週給をもらいながら激しい不振(2シーズンに5得点)に苦しみ「食い逃げ」と呼ばれたFWアレクシス・サンチェス(32)は、インテルに加入(レンタル後の完全移籍)した今季に4ゴール(31試合)を決め、少しずつペースを取り戻しつつある。ルカクは決勝進出後、「マンUも今季にベストを尽くしてほしい。次は彼らももっと高いパロ―マンスができると信じている」とコメントした。


鄭允喆 trigger@donga.com