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現代自とLG化学、インドネシアにバッテリー合弁会社を推進

現代自とLG化学、インドネシアにバッテリー合弁会社を推進

Posted June. 23, 2020 08:20,   

Updated June. 23, 2020 08:20

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現代(ヒョンデ)自動車グループとLG化学が、インドネシアに電気自動車のバッテリー合弁会社の設立を推進していることが、22日確認された。両社は、インドネシアに現代自の電気自動車専用バッテリーの生産ラインを構築して、未来の東南アジア電気自動車市場攻略のための拠点として活用する戦略だ。

両社は、詳細な投資規模と時期について議論している。当初7月にジョイントベンチャー設立のための契約が目標だったが、3月、新型コロナウイルス感染症によって韓国内外の経営不確実性が高まり、議論が一時中止となっている。LGの関係者は、「両社は、議論を相当期間進めており、現地工場の設立に伴う様々な税制支援などのインセンティブ議論について当局と協議している」と語った。

現代自グループは、インドネシアの工場をアセアンの戦略拠点として育成している。インドネシアのほか、国内合弁会社の設立も年明けまで検討したが、インドネシアを名指したのは、バッテリーの安定供給を希望する現代自の要請と伝えられた。

現代自とLG化学は22日、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自副会長と具光謨(ク・グァンモ)LG会長が初の公式会合を行ったと発表した。鄭首席副会長は22日午前、具会長とLG化学梧倉(オチャン)工場の電気自動車のバッテリー生産ラインを見学して、電気自動車に関連する包括協力案について議論した。現代自グループの経営陣は、LG化学が開発している長寿命バッテリーとリチウム-硫黄電池、全固体電池などの未来バッテリー技術と開発方向性を共有した。


徐東一 dong@donga.com