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世界に先駆けて開幕した女子ツアー、KLPGA選手権初日に世界のメディアも注目

世界に先駆けて開幕した女子ツアー、KLPGA選手権初日に世界のメディアも注目

Posted May. 15, 2020 08:43,   

Updated May. 15, 2020 08:43


韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーの支配者、チェ・ヘジン(21)が7番で約5メートルのイーグルパットを沈めた。いつもなら息の飲んで見守っているギャラリーから歓声と拍手が沸くところだが、この日は「ナイス!」というキャディの短い叫び声がグリーンにこだました。満足気な笑みを浮かべたチェ・ヘジンとキャディは、ハイタッチの代わりに、肘をぶつけながら身体接触を最小限に抑えた。

新型コロナウィルス感染拡大の影響で世界の主要ゴルフツアーが中止された中、韓国女子ツアーは14日、京畿道楊州市(キョンギド・ヤンジュシ)にあるレイクウッドCC(パー72)で開幕したKLPGA選手権を通じて世界のプロゴルフツアーでは初めて再開を告げた。

KLPGAツアーは、選手別のシンボルカラーに応じて集団で衣装を統一するファンクラブの熱狂的な応援文化(昨季の大会当りの平均ギャラリー数は1万4000人)で世界の注目を集めてきたが、今大会は新型コロナの予防対策として無観客で行われた。ペ・ソンウ(26)は初日にボギー無しに5バーディーで5アンダーをマークしキム・ジャヨン(29)と共同首位で終えた後、「ギャラリーの拍手の音を聞いてボールがグリーンに乗ったことに気が付いたりする。今日は、そういう音がなかったので違和感を覚えた」と話した。米女子ツアー(LPGA)で活躍するキム・ヒョジュ(25)は、「バーディーを記録しても周囲が静かだったので、練習ラウンドしているようだった。自分で拍手をしたりもした」と普段とは違う雰囲気を伝えた。一風変わった環境の中でも、選手たちは大会に参加できたことだけでも幸せだと話した。日本女子ツアー(JLPGA)が中止された中、帰国して自己隔離を終えて大会に参戦したペ・ソンウは、「お待ちかねの時間なので、息苦しさに風穴が開いた感じだ」と語った。

選手とキャディたちは、発熱検査など厳格な新型コロナ予防守則を守りながらラウンドした。「ウォークスルー殺菌消毒器」を通過してゴルフ場に入った選手は、練習場とロッカールームなどで選手間で2メートルの距離を取るようにした。コースの所々に消毒剤を備えており、ポールとバンカーレーキには抗菌フィルムが付着された。選手の場合、試合中にマスクを脱いでも良いが、一部はマスクを着用してプレーした。チョ・ジョンミン(26)は、「普段の練習でもマスクを着用していたので慣れている。肌寒い朝(午前8時10分)ティーオフしたのだが、マスクで保温効果もあった」と話した。

KLPGA選手権には世界の関心が集まった。海外メディアのジャーナリスト16人を含め国内外の報道陣117人が会場を訪れ、豪州のフォックススポーツ、日本のスカイAなど8ヵ国で大会が生中継された。LPGAツアーの関係者は、「新型コロナが猛威を振るう中で開幕したので大会の進行状況と予防対策などは7月中旬に再開されるLPGAツアーにも参考になるあろう」と話した。


鄭允喆 trigger@donga.com